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知って得する女性の健康
2015年9月27日(日) 妊娠中のトラブル 妊娠後期のトラブル

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妊娠期間は心配なことも多いもの。
妊娠中ならではのトラブルや症状を知っておくと
医師に相談しやすいものです。

妊娠後期のトラブルには、
常位胎盤早期剥離(じょうい たいばん そうき はくり)があります。
□常位胎盤早期剥離
 胎盤が胎児の娩出より前に子宮壁から剥離されること
 妊娠高血圧症候群の妊婦に発症が多いと言われていましたが
 原因不明で突然発症することも多いことが判明しています。
 気をつけたい症状としては
15.png15.png●ひどいお腹の痛み
15.png15.png●出血(症状がない場合も)
 進行すると
15.png15.png●板状硬(板状硬) お腹全体が硬くなる症状
 適切な処置をしないと胎児や母体の命に関わることもあります。
 いつもと違う症状があればすぐに受診しましょう。

□産科医療補償制度
 分娩に関連して重度脳性麻痺となった赤ちゃんと
 家族の経済的負担を補償するとともに、原因分析を行い
 再発・防止に役立つ情報を提供する制度です。
 この制度を利用した中には、常位胎盤早期剥離も多く認められています。

その他のトラブルとしては
□帝王切開による出産
 赤ちゃんと母体の安全が第一で
 分娩時緊急帝王切開が必要な場合もあることを
 家族と共に認識しておきましょう。
 経産婦でも胎児が横位(横向き)や血圧の急激な上昇など
 緊急帝王切開が必要な場合があります。

定期的な産婦人科の受診で妊娠に関する正確な情報を
得ることが大切です。

2015年9月20日(日) 妊娠中のトラブル 妊娠中の様々な症状

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妊娠中におこる様々な症状についてご紹介します。

□妊娠中のむくみ
 妊娠中は腎臓の機能が低下し、尿量が減少。
 水分が体内に停滞しむくみとなります。
 むくみの症状がひどいと、尿たんぱく・高血圧の症状が
 出ることが多くなります。
 また、むくみいがひどい場合 産道が狭くなり難産につながることも。

□妊娠中の腰痛
 妊娠中期から後期は子宮が大きくなり
 腰痛を持っている妊婦さんは悪化する場合もあります。
 腰痛には注意が必要です。
 ●腎結石 ●尿管結石 ●お腹の張り(腰痛として現れる場合あり)
 我慢せずかかりつけの産婦人科医を受診しましょう。
 妊娠中、市販の貼り薬は成分が胎児に影響を与える場合もあり
 使用は避け、(専門知識がないと判断は難しい)
 腰痛はかかりつけ医を受診し、相談治療をおすすめします。
 また、専用施設でのマタニティスポーツも効果的です。

2015年9月13日(日) 妊娠中のトラブル 妊娠と貧血

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妊娠期間は心配なことも多いもの。
妊娠中ならではのトラブルや症状は知っておくと
医師に相談しやすいものです。

妊娠中の血液検査には
 ①妊婦の健康状態(貧血・肝機能・腎機能)
 ②感染症検査
 (梅毒・エイズ・成人T細胞白血病ウイルス・風疹・肝炎など)
があります。

□妊娠初期の検査で公費負担のもの
 血液型 B型・C型肝炎 梅毒 エイズ 風疹
 成人T細胞白血病ウイルス
 *母子手帳交付後 妊娠初期に検査します。
□貧血検査は妊娠経過とともに 初期・中期・後期で実施。
 妊娠中 母体の血液量は増加します。
 水分(血漿成分 けっしょうせいぶん)が増え、赤血球はあまり増えません。
 分娩時の出血に備え、貧血は改善・治療しておいた方がよいでしょう。
□貧血の予防・改善のために
 食事で十分な鉄分を摂ることが大切です。
□妊娠前に過多月経(経血量が多い)の場合
 貧血症状が出ないこともあります。
□貧血の症状
 めまい ふらつき 息切れ 疲労感など

体の異常を感じた場合は早めにかかりつけ医を受診しましょう。

2015年9月6日(日)  妊娠中のトラブル 妊娠初期のトラブル

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新しい命が誕生までのおよそ10か月の妊娠期間は
心配なことも多いもの。
そこで知っておきたい妊娠中のトラブルについてご紹介します。

出血で妊娠に気づく場合もあります。
妊娠初期の出血は切迫流産の可能性があり
月経不順の出血と区別がつきにくく心配です。
また、異所性妊娠(子宮外妊娠)による出血の場合も考えられます。

□不正出血には注意が必要。
 ●子宮頸がん・子宮体がんなど病的原因
 ●クラミジア感染症など性感染症

□産婦人科受診のきっかけは
 ●妊娠検査薬の陽性反応
 ●つわり(吐き気・だるさ)
 ●腹痛

□切迫流産(妊娠22週まで)は出血・腹痛を伴うことが多い
 妊娠検査薬の陽性反応があり出血や腹痛などの症状など

□「妊娠かな?」と受診する場合
 ●最後の月経開始日を確認(出産予定日の計算のため)
 ●基礎体温を測定している場合は記録を持参

体の異常を感じた場合はすぐに病院を受診しましょう。

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