2022年8月24日（水） 放送

番組に「車いすテニスの国枝慎吾選手に会いたい」と応募してきた、熊本市の植田鷹愉綺(たかゆき)くん(4歳)。
生まれながら脊髄が体表からに出てくる難病「脊髄髄膜瘤」(せきずいずいまくりゅう)で、足に障がいがあるため装具をつけて生活しています。

1歳3か月からリハビリに通うなど努力を続け、今では装具がなくても歩けるように。
しかし、この難病は神経が筋肉や皮膚などにくっついているため、成長期に合わせて癒着をはがす手術をする必要があります。
母の裕子さんは「手術をするほど障がいが残る病気」で、将来歩けなくなる可能性があるといいます。

「息子に前向きな言葉を伝えてほしい」
という願いを番組が国枝選手に伝えたところ、特別に出演を引き受けてくれることに。

国枝選手は鷹愉綺くんに「とにかく好きなことをたくさんやってください」とアドバイス。
また、手術後に歩けなくなった場合の息子への対応を悩む母・裕子さんには
「不自由は不幸じゃない。車いすでいることは眼鏡をかける感覚と同じ」と声をかけました。