Q.現在の仕事や役割について教えてください。
技術部には、テレビ放送の裏方となる様々な仕事が存在しています。その中でも私は「制作技術」と「送信」を主に担当しています。制作技術では技術的なプランを作成し、ディレクターと番組方針を決めていくTD(テクニカルディレクター)を担当しています。番組ごとに必要な機材・スタッフを手配し、番組全体として滞りなく進んでいくように調整する役割です。送信では熊本県内各所に66か所ある送信所を定期的にメンテナンスするとともに、緊急の故障への対応をしています。送信所は24時間365日稼働しており、常に安定的な放送ができるように対応しています。


Q.KKTを志望した理由を教えてください。
就活中は熊本県内のマスコミで働くことを目指していました。その中でもKKTは女子プロゴルフや24時間テレビなど熊本から全国に向けた放送のチャンスがあるのが魅力でした。日本テレビ系列ということで、プロ野球中継や箱根駅伝などのスポーツ中継に携われるチャンスがあるというのも決め手の一つでした。

Q.KKTの良いところを教えてください。
若いうちからいろいろな経験ができることがKKTの魅力の一つだと思います。私は入社6年目の時に全国放送の女子プロゴルフのTDを担当しました。全国放送のTDは、キー局などでは20年以上経験を積んだベテランが務めるポジションです。力不足ながらも、色々な人に助けてもらうことで無事放送ができたときは何とも言えない充実感を味わうことができました。さらに若いうちに色々な経験をすることで視野も広がりますし、番組を作る中で社外の多くの人と出会うことが自分自身の糧になっていると思っています。

Q.仕事のやりがいを教えてください。
一番うれしいのは知人・友人などから「あの番組見たよ。」と言ってもらえることです。番組を作るうえでは、数多くのスタッフが携わっていて、より良いものを作ろうと頑張っています。私が聞けるのは自分の周りのごく少数の人の声ですが、知らないところで多くの人にテレビを見てもらえると思うとやりがいがあります。番組のエンドロールに自分の名前が流れるのを初めて見た時に、自分たちが作った番組を見てもらえたという感動と達成感という喜びを感じます。

Q.就活中の学生のみなさんへメッセージをお願いします。
テレビの裏方という職種ですが、その中に非常に多くのやりがいを見つけることができます。いろいろな人と一つのものを作り上げていくという面白さ、表舞台を裏から支えるというカッコよさなど自分なりのやりがいを見つけていくことも醍醐味です。就職活動時期は自分のやりたいことを真剣に考えられる貴重な時間だと思います。ぜひそのやりたいことをKKTで一緒に実現しましょう。