限界集落からの脱却を目指し、多良木町槻木地区で4年前「槻木プロジェクト」が始まった。福岡から移住した一家を迎えて始まったプロジェクトでは高齢者の送迎や地元野菜の県外販売などに取り組んだ。さらに休校していた小学校の再開で高齢者が学校行事に参加。地区に活気が戻り、画期的な試みと注目されたが2月、事業見直しを公約に掲げた町長が当選し、一家は槻木を離れることに。前例のない試みの顛末を描く。