JR肥薩線の新しい観光列車「かわせみ やませみ」。デザインを手がけたのは豪華寝台列車「ななつ星」などで知られる水戸岡鋭治。沿線の人吉・球磨地方の木材や八代のい草を内装に取り入れた列車誕生の背景には、地震で傷ついた熊本の人たちに元気を取り戻してほしいという願いがあった。目指すは、地元の人に愛される観光列車。在来線を40年走った車両をリメイクして誕生した観光列車。完成までの1年間に密着した。