国内バドミントン史上初の「チーム丸ごと移籍」という衝撃の発表から4か月。5人の五輪選手を輩出し、ロンドン五輪では、藤井・垣岩ペアが日本史上初のメダルを獲得した屈指の名門チームが、母体企業の経営合理化で存続の危機に陥った。救いの手を差し伸べたのは、地元企業・再春館製薬所。なぜ大企業は動いたのか、実業団スポーツが企業にもたらすメリットとは何か。衝撃のバドミントン部移譲の裏側に迫る。