有事にベンチが竈に変身!備蓄倉庫も完備の「避難地」相良村に完成

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熊本 2025.07.03 19:37

熊本豪雨から5年を前に、相良村に避難「地」が完成しました。「避難地」とは、熊本豪雨で浸水被害が大きかった地区の高台に一時的な避難場所としてつくられたものです。2日、相良村柳瀬で行われた竣工式には吉松啓一村長や地域の住民などが参加しました。


十島・新村地区の避難地には、174人が避難できる大きな屋根や備蓄倉庫、有事には「かまど」になるベンチが備えられています。相良村には来年度までに合計4か所の避難地ができる予定です。相良村は「非常時はもとより普段は公園として、また地域の交流の場として避難地を活用してほしい」と話しています。