「被爆体験を未来へ」高校生平和大使経験者7人が活動報告
被爆体験を継承する会が24日、熊本市で開かれ、県内の高校生平和大使が1年間の活動を報告しました。
被爆体験を継承する会は「熊本被爆二世・三世の会」が定期的に開いていてこの日は約60人が参加しました。
報告会では高校生平和大使を経験した7人が、長崎や世界各地を訪問して学んだことを語りました。
九州学院高校3年の島津陽奈さんは、去年12月にノルウェーで開かれた日本被団協のノーベル平和賞授賞式に参列したことについて「被爆体験を聞くことのできる最後の世代といわれる私たちが、話を聞くだけではなく次世代に伝えていく義務があると改めて感じました」と話しました。
■高校生平和大使・平野陽路さん(真和高3年)
「核兵器廃絶そして世界に恒久平和を大学生、社会人になっても高校生平和大使とともに訴えていきたいと強く感じています」