世界的な高齢化で起きる課題解決へ 熊本市で日本サルコペニア・フレイル学会開催
世界的に高齢化が進む中、筋力の低下など加齢に伴う課題を解決するため医療・介護の専門職員や研究者が集まる学会が熊本市で開かれました。
■熊本リハビリテーション病院 吉村芳弘さん
「どんなに研究が進んでも現場の対象者、患者に還元できなければ私はあまり意味がないと思う。知行合一、我々の知識やスキルを現場に還元することを目指してプログラムを考えている」
1日、熊本市で開かれたのは日本サルコペニア・フレイル学会です。
サルコペニアとは加齢に伴う筋力の低下、また、フレイルとは加齢により心身が衰えた状態をさします。
学会には全国から約700人が参加し、専門の医師や医療関係者などが加齢に伴う課題の解決に向け知見を共有しました。