【記録的大雨】孤立集落で警察が状況確認「災害詐欺にも気を付けて」
九州の記録的な大雨の被害を受けて熊本県では週末も復旧に向けた動きが進んでいます。
熊本市西区の西部クリーンセンターでは災害ごみ収集の出発式が行われました。
熊本市の職員およそ120人のほか民間の収集業者がボランティアで熊本市内の災害ごみの収集に当たります。
一方、土砂崩れが多い美里町甲佐平では現在も孤立状態が続く地域に警察が入り被害の確認と災害に乗じた詐欺や窃盗などへの注意を住民に呼びかけました。
中岳地区の藤本憲一区長は「集落の状態を警察に分かってもらえるというのはありがたい。何か通報をしたときはすぐに対応をしてくれるんだと思える。」と話していました。
熊本県内では16日午後3時時点で、美里町や甲佐町、御船町の8つの地区で孤立状態が続いています。