剣道防具の上から生徒の腹殴る…熊本市教諭を戒告処分「指導の一環で殴った」

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熊本 2025.05.23 20:10

部活動中に剣道の防具の上から生徒の腹を殴ったなどとして、熊本市教育委員会は23日付で市立日吉中学校に勤務する50歳の男性教諭を戒告処分としました。熊本市教委によりますと、教諭は去年顧問を務めていた剣道部の練習中に、防具の上から生徒の腹を手で殴ったほか胸を数回押したということです。生徒にけがはありませんでした。



熊本市教委の審議会がことし3月、体罰と認定したのを受けて処分を検討していました。熊本市教委によりますと教諭は、生徒が学校に持ってきてはいけないとされるものを持っていたため、指導の一環で腹を殴ったと認め、生徒と保護者に謝罪したということです。


教諭は現在、剣道部の顧問を離れていて「生徒に不快な思いをさせて申し訳ありません。しっかりと子どもたちと向き合って一緒に考える姿勢を大切にしたい」と話しているということです。