松山奈未の恩師に聞いた"シダマツペア"解消「驚いたけど…」

バドミントン女子ダブルスで世界ランキング2位につける志田千陽選手、松山奈未選手が8日、ペアの解消を発表しました。

去年のパリオリンピックで銅メダルを獲得した志田千陽選手、松山奈未選手。


■松山奈未選手
「8月の世界選手権を最後にペアを解消することとなりました。これ以上強くなる自分を想像することができず解消することを決意しました」



■志田千陽選手
「やっぱり女子ダブルスで世界一になりたいという思いが強くあり、まだまだコートに立ち続けたい世界一を改めて目指したい」

引退はせず、再春館製薬所・所属のまま競技は続けます。思い入れのある試合を聞かれると。

■志田千陽選手
「やっぱりパリオリンピック。金メダルには届かなかったんですけど、最後銅メダルをとれた時の景色は本当に特別だった」

ペア結成のきっかけになった、松山選手の中学・高校時代の恩師は。


■日本バドミントン協会 ジュニアナショナルヘッドコーチ・明神憲一さん
「組み始めた時からあうんの呼吸が感じられて、2人とも純粋で真っ直ぐバドミントンに向かう姿勢を非常に感じましたし（ペア解消には）僕も驚いたんですけど、オリンピックでメダルとって一区切りかなと。本当お疲れ様」

10年続いたペアにピリオドを打つ2人。

■松山奈未選手
「最強で最高のパートナーと巡り合えて私は幸せ者です。志田さんが切り開くこれからのステージを心から応援しています」

ペア最後の試合は8月、パリでの世界選手権です。