政務活動費の人件費に別人を記載 吉村健治熊本市議が陳謝 収支報告書の訂正届け出

政務活動費の人件費に実際のスタッフとは別人の名前を記載していたとして、立憲民主党の吉村健治熊本市議が28日、記者会見を開き、収支報告書の訂正を届け出たと説明し、陳謝しました。


■吉村健治熊本市議
「市民の皆さま方にご指摘いただいて、疑念を抱かせる事態になったことは、深く陳謝を申し上げます」


28日の記者会見で吉村健治熊本市議は、5月20日付で政務活動費を記載する収支報告書の訂正を届け出たとして陳謝しました。

訂正したのは、2023年度の政務活動補助員の人件費75万円分についてです。雇用契約書や領収書に補助員として業務にあたったスタッフとは別人の名前を記載していました。

吉村議員によりますと、スタッフが変更になったものの報告書に反映しておらず、支援者が作成した雇用契約書や領収書について｢確認を怠っていた｣としています。


立憲民主党県連に所属する吉村議員は熊本市議2期目で、議会局に75万円を返金する意向を示しています。