5歳の男の子がO157感染 経路わからず
熊本県は菊池保健所管内に住む5歳の男の子が、腸管出血性大腸菌O157に感染したと発表しました。
県によりますと男の子は9月に発熱し、複数の医療機関を受診したところ感染が確認されました。またその後O157の重症合併症で急性腎不全のひとつ溶血性尿毒症症候群HUSを発症し現在も入院しています。感染経路はわかっていません。
O157は一般的に菌に汚染された食品を口にすることで感染し、多くは37度台の発熱がみられます。県はトイレ後や調理の前に手洗いを徹底することや食品を十分に加熱することなどを呼びかけています。
県内でことしO157の感染者数は60人で、去年(2024年)1年間の感染者数(44人)を10月8日時点ですでに超えています。またHUSの発症はことし2人目です。