自民党総裁選前倒しへの動き本格化 坂本国対委員長らが辞意表明も

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熊本 2025.09.03 19:12

自民党の総裁選前倒しに向けた動きが本格化しています。前倒しを求めるかどうか、熊本県連は9月8日に方針を決定します。

■石破茂首相
「しかるべき時期に責任を判断いたしますがまず国民の皆さんがやってもらいたいなということに全力を尽くす」



2日、参院選を総括する自民党の両院議員総会が開かれ、石破総理は自身の進退については明言を避けた上で党の再生に取り組むことを強調しました。一方で、森山幹事長を含む党4役全員が辞任の意向を総理に伝えたということです。



県選出の坂本哲志国会対策委員長はKKTの取材に対し、森山幹事長に辞表を提出しようとしたものの、「いつもでも国会が開けるようにしておかなければならない」として受けとってもらえなかったと話しました。


総裁選の前倒しは実施されるのか…。前倒しを望む場合、8日までに意思を示すことになっていて、党所属の国会議員人295人と都道府県連の代表47人をあわせた342人の過半数(172人)の要求があれば、実施が決まります。

自民党熊本県連は8日午前に役員会を開き、意向を決定する方針です。