「手話の甲子園」熊本聾学校が3連覇 ろう者の博士とアンドロイド好演
手話の表現力を競う「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」で、熊本聾学校が3連覇達成です。
14日、鳥取で開かれた「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」。高校生が手話を取り入れた演劇やダンスで表現力を競う大会で、全国から予選を勝ち上がった16チームが決勝の舞台に立ちました。
「演劇・コント・ポエム等部門」に出場した熊本聾学校。ろう者の博士が開発した手話ができるアンドロイド・安藤ロイドと2人で会話を繰り広げますが…。
(手話)
■博士
「好きな食べ物は何?」
■安藤ロイド
「梨です」
■博士
「好きな有名人は?」
■安藤ロイド
「石破茂さんです」
■博士
「…?好きな場所は?」
■安藤ロイド
「砂丘です」
■博士
「鳥取ひいきだなぁ!好きな妖怪は?って聞いたらどうせ鬼太郎って答えるんだろ?」
■安藤ロイド
「ゲゲゲ!」
■博士
「上手いこと言ってんじゃないよ。まったく…」
テンポのいいやり取りで観客を引き込んだ生徒たち。先輩たちからの思いを受け継ぎ、3年連続4度目の優勝を手にしました。
■熊本聾学校・山本伶響さん
「3連覇の達成は厳しいと思っていたのですが達成できてびっくりしました」
■熊本聾学校・古川楓さん
「みなさんがたくさん応援してくださったので、思いを込めてパフォーマンスができてよかったです」