ボクシング前王者 試合後意識なくなり緊急開頭手術で引退へ 重岡銀次朗選手(熊本市出身)

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熊本 2025.05.27 18:31

熊本市出身のプロボクサー重岡銀次朗選手が5月の試合後に救急搬送され緊急の開頭手術を受けたことがわかりました。規定では「引退勧告の理由になる」とされています。

重岡選手は熊本市出身の25歳で2018年にプロデビューし現在はワタナベボクシングジムに所属していてIBFミニマム級の前王者です。5月24日、大阪で行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチでフィリピンの選手と対戦し最終12ラウンドまで戦い2対1の判定負けを喫していました。

日本ボクシングコミッションやワタナベボクシングジムによりますと判定を聞いた後、コーナーに戻った際に意識がもうろうとなりその後、大阪市内の病院に搬送されたということです。病院で急性硬膜下血腫と診断され緊急の開頭手術を受けて現在は経過観察中だということです。

日本ボクシングコミッションの規定では「試合で意識不明となり入院したボクサーは引退勧告の理由になる」と記載されていて、今後の動向が注目されます。