【記録的大雨】全国から支援部隊も 車の浸水被害でJAFに連絡殺到
今回の大雨では車の浸水被害が相次ぎました。ロードサービスにあたるJAFに連絡が殺到し、全国から支援部隊が熊本入りしています。
12日、熊本市内のマンションで、JAFのスタッフが車の点検などの対応に追われていました。
■JAF特別支援隊(岡山支部)岡部 秀平さん
「印象的にはご依頼が多く、範囲が広い」
ここでは8月10日から11日にかけて駐車場一帯が水浸しに。多くの車がドアを開けて換気をする中、ドアミラーの部分に土が付着した車も。
■住民
「レッカー移動の電話はしたんですけれど順番制でいつになるかわからないと」
販売店はお盆休みの時期。JAF熊本支部には12日までに1500件以上の救援要請が寄せられました。こうした中、JAFは関西や四国など4つの本部から隊員を派遣。岡部さんは岡山から派遣されました。エンジンには問題ありませんでしたが…
■岡部秀平さん
「万が一発火してもいけないので自動車整備店で点検いただいてからの方がよろしいかと思います」
また、別の場所では…
■依頼者
「水がたまっていてかきだした」
水没した車をレッカーで運び出す事態に。
■住民
「少し前に進んだっていう安心感とこれからどうなるのかなという不安もある状態です」
連日、夜まで対応が続いています。
【スタジオ】
(緒方太郎キャスター)
JAFによりますと、エンジンが水に浸かった可能性がある場合にエンジンをかけてしまうのは、避けた方がいいということです。パーツが損傷して、取り換えなければいけません。
目安としては、車のイスの下辺りに電気系統が多く備え付けられています。ここまで水に浸かると不具合が出てきてしまうということです。
(永島由菜キャスター)
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