熊本大学が産学官で地域課題解決の研究開発戦略始動 熊大病院は災害協定
熊本大学は半導体や人工知能をベースに産学官で様々な課題を解決する研究開発戦略本部を設置し、27日、初めての会合を開きました。
初会合には、委員の木村敬知事や熊本市長代理の田中俊実副市長、経済同友会や商工会議所の代表などが出席しました。
半導体や人工知能をベースに地域社会のさまざまな課題を解決しようという熊大の提案が昨年度、12の大学とともに国の事業に採択されました。
この提案をもとに熊大は、ロボットや人工知能を使った産業の創出と地下水や渋滞問題など環境やインフラに関連した課題解決を目標に2つの研究ユニットを作っています。
そして自治体や企業などに協力を求め、ことし完成した研究施設も利用し共同研究を進めていく予定です。
熊大は、人材や資金などの協力を、更に経済界などへ求めていくと話しています。
ところで、熊本県と熊大病院、それに清水建設は5年前の熊本豪雨で医療体制がひっ迫したのを教訓に、災害時の医療体制を構築する包括連携協定を結びました。
豪雨のあと清水建設と熊大病院は、人吉医療センターなどと災害が予想される段階で受け入れ可能な医療機関と調整し、入院患者を転院させるなどの災害用タイムラインを整備しています。
協定では、こうした連携を今後は、熊本県全体に広げていく方針です。