「防弾チョッキを着て…」ウクライナのジャーナリストが講演 現地の厳しい状況を語る
ウクライナのジャーナリストが4日、熊本市で講演し、ウクライナの厳しい状況を語りました。
講演会はウクライナへの支援を続けているグリーンコープ生協くまもとが開きました。
ウクライナ・ジャーナリスト連盟の会長を務めるセルゲイ・トミレンコさんが、空爆で破壊された住宅などの写真を示しながら、ジャーナリストも防弾チョッキを着て取材していると話しました。
またウクライナ南部の激戦地、ザポリージャ州の新聞社「トルドヴァ・スラヴァ」のスヴィトラーナ・カルペンコ編集長は、最前線から5キロの地区で月2回新聞を発行し続け、ライフラインが断たれた中で情報を求める住民にとって新聞が希望のしるしになっていると話しました。
グリーンコープ生協はロシアによる侵攻が始まった直後からウクライナのジャーナリストに支援金を送っているということです。