県外から参加も 大雨被害の熊本市にボランティアセンター開設
今回の記録的大雨では、多くの住宅が浸水などの被害を受けました。こうした被災者を支えようと15日朝、熊本市に災害ボランティアセンターが開設されました。
災害ボランティアセンターが開設されたのは、熊本市西区の花園まちづくりセンターです。初日の朝から約30人のボランティアが集まりました。センターでは事前にボランティアの参加者を募り、支援が必要な人のもとへ被害状況に応じた人数を派遣しています。
4人のボランティアが訪れたのは、床上浸水した熊本市中央区の住宅です。家具を運び出し、泥を洗い流す作業などを手伝います。
■山本明子さん(熊本市から参加)
「困っている人が目の前にいたら手を差し伸べるのは当たり前」
県外から参加した人も…。
■猪原企宏さん(大分県から参加)
「今回たまたま大分では大きな水害がなかったのでぜひお手伝いしたいと思って参加しました」104113「少しでも喜んでいただけるように笑顔になっていただけるように頑張っていきたいと思います」
被災したのは、一人暮らしの女性。片付けを手伝いに来ていた家族がボランティアの派遣を求めました。
■増田聖子さん(89)
「助けてくれるんだという人がいるとなんかほっとしますよね」
■娘・三橋維生子さん
「色んな人が『おたがいさま』と言って助けてくれるから感謝しかない」
熊本市の災害ボランティアセンターは8月24日までボランティアを受け入れる予定です。