出撃から80年 特攻隊『義烈空挺隊』の慰霊祭 遺族含む約100人が献花
太平洋戦争末期、熊本市から飛び立った特攻隊「義烈空挺隊」の慰霊祭が25日、陸上自衛隊健軍駐屯地で開かれました。
「義烈空挺隊」の慰霊祭は、自衛隊空挺隊員のOBらで組織する全日本空挺同志会が開きました。
8組の遺族や自衛隊員ら約100人が慰霊碑に献花して冥福を祈りました。
「義烈空挺隊」は太平洋戦争末期にアメリカ軍に占領された沖縄の飛行場を攻撃するための特別攻撃隊で、1945年5月24日に健軍飛行場を出撃し、113人が戦死しました。
■全日本空挺同志会熊本支部・松尾辰蔵 支部長
「遺族の方のお孫さんとかお子さんが参加される、こういうことで、できる範囲でちょっとずつ継続するということが一番重要なこと」