"獄中で読んだ"「冤罪 免田事件」妻・玉枝さん寄贈の本の展示会

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熊本 2025.11.03 14:54

日本で初めて死刑囚が再審無罪となった冤罪「免田事件」の当事者、免田栄さんが獄中で読んだとされる本の展示会が、熊本大学で行われています。


免田さんは、獄中で過ごした34年の間に約2000冊の本を読んだと考えられています。この展示会では去年、熊本大学に妻の玉枝さんから寄贈された約1100冊の蔵書のうち59冊が展示されていて、言葉の意味や解釈が書き込まれた本や赤線が引かれた本の数々を見ることができます。

免田栄 文庫展「生きるための読書」は4日まで開催されています。