負債総額は16年ぶりに100億円超 上半期の熊本県内企業倒産
2025年上半期の県内企業倒産の負債総額が16年ぶりに100億円を超えました。
信用調査会社「東京経済熊本支社」によりますと、2025年1月から6月までの上半期・熊本県内企業の倒産件数は31件で、去年の同時期と比べ7件減った一方で、負債総額は124億9200万円とおよそ3倍でした。
上半期の負債総額が100億円を超えたのは16年前の2009年以来で、ゴルフ場経営「熊本観光開発」の56億4400万円など、10億円以上の大型倒産が3件あったことが影響しています。
今後について東京経済熊本支社は、「物価高、人件費の高騰で倒産や廃業が増える可能性もある」とみています。