日本初!新体操世界選手権で団体総合金 稲木李菜子選手の地元クラブも喜びの声

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熊本 2025.08.26 20:15

新体操の世界選手権・団体総合で日本初の金メダルを獲得したフェアリージャパン。その一人が熊本市出身の稲木李菜子選手です。稲木選手がかつて練習を重ねたクラブから中継です。



【中継】(熊本市東区)
(飯田嘉太アナ)
熊本市内のスポーツ施設に来ています。こちらでは毎週火曜に新体操の教室が開かれています。みどり新体操クラブの皆さん。実はこちらの卒業生が素晴らしい快挙を成し遂げました。

8月20日から、ブラジルで開かれた新体操の世界選手権。団体総合の決勝で日本は最初の「リボン」で3位にマーク。続く「ボール・フープ」でこの種目トップとなり、最終的に団体総合で日本初となる金メダルを獲得しました。このメンバーのひとりがみどり新体操クラブのOG稲木李菜子選手なんです。そんな素晴らしい成績を収めた稲木選手に続けと未来の卵たちが今まさに練習をしています。


Q.稲木選手の快挙、後輩としてどんな風に感じていますか?
■チームリーダー岡村雫句さん(長嶺中3年)
「憧れの先輩が世界で活躍していて、すごいと思いました。私たちも李菜子ちゃんみたいに活躍ができるように頑張ろうと思います」

Q.岡村さんの将来の夢は?
■岡村雫句さん
「李菜子ちゃんみたいに日本代表として活躍できる選手になりたいです」


稲木選手の育ての親、平﨑さんです。
Q.何歳のころから稲木選手をご存じですか?
■みどり新体操クラブ・平﨑寛子代表
「年長の時からです。お姉さんが小学生で新体操を始めていて、それにくっついて練習を始めた感じです」

Q.世界選手権金メダルはいかがですか?
■平﨑寛子代表
「快挙、嬉しい、すばらしい。日本の新体操界においても大きな歴史的な一歩になったと思います。九州から選出の日本代表はいま一人だけなので、熊本にとっても九州にとっても美しい演技をこなせる選手に育ってくれて素晴らしく、うれしく思います」

次の五輪を目指して頑張ってほしいですね。
現在80人あまりが練習を重ねるみどり新体操クラブ、再び金メダリストが誕生するかもしれません!