「備蓄米」熊本のスーパーにも…ネット通販サイトは"アクセス集中"
政府が随意契約で放出する「備蓄米」が、今後熊本のスーパーにも。気になる「品質」は。「令和の米騒動」はいつ収まるのでしょうか。そのカギは…。
■小泉進次郎農水相
「まずはこの備蓄米で1回(価格を)落ち着かせていくことによって、しっかりと冷静に消費者の皆さんも含めて議論できる」
29日に大手小売業者に引き渡しが始まった、政府が随意契約で放出する「備蓄米」。このうち、楽天グループは29日午後から、1袋5キロ税抜き1980円で精米した備蓄米の販売をスタートしました。ただ、29日午後1時半時点では…。
「アクセスが集中しており、予約しづらい状態となっております」
そうした中、熊本でも備蓄米の流通を予定しているスーパーがあります。スーパーマーケットを展開する「みやはら」です。
■みやはらZ南熊本店・橋本憲明店長
「最初のときは精米所まで商品を取りに行ってすぐ店頭に並べられる状態で準備をしたい」
納品の時期や量などは決まっていませんが、取材中には…。
■買い物客と店長
「備蓄米がくるの?ここに」
「入ります」
「おいしいですかね」
「私も食べたことなかばってんが…」
「楽しみに」
みなさん気になるのは、備蓄米の「価格」と「味」のバランスです。
■買い物客
「家計にやさしいからわざわざ高いの買うよりもそんなに変わらなければ備蓄米でも構わないと思います」
「味が落ちればやっぱ今のを食べる、値段がちょっと高くても」
一方、備蓄米の随意契約をめぐっては、中小のスーパーなどを対象に在庫のある2021年産の「古古古米」を放出する考えが示されています。
■みやはらZ南熊本店・橋本憲明店長
「不平等が減ったのかなと思いますけど古古古米ということで品質のところはどうなのかなと思う所はあります」
備蓄米の放出は、食卓の安心につながるのでしょうか。