梅雨入り前「天気痛」の心配も 対処法は?専門医師に直撃
熊本県内の梅雨入りが目前に迫る中、この時期らしい光景が広がっています。一方で、雨の日ならではの「天気痛」への備えを専門の医師に直撃しました。
有明海を臨む宇土市の住吉自然公園。約2000株のアジサイが植えられていて、4日時点では6分咲きほどになっていました。
■訪れた人
「まだ満開ではないですけど楽しめました。いろんな色の花も咲いているし種類も豊富でかわいいです」
アジサイは今週末には満開となり6月中旬まで楽しめます。一方これから梅雨に入り、雨の日が続くと頭痛や体のだるさなど調子が悪くなる人はいませんか?この症状を「天気痛」と名付けた佐藤純医師に注意点を聞きました。
■愛知医科大学病院 天気痛ドクター・佐藤純医師
「大気の状態が不安定な季節に入ってきますので症状が強いケースが多くなってきますので、気をつけていただきたい」
天気痛で一番多いのが頭痛です。鎮痛剤など市販薬の効果的な使い方を教えてもらいました。
■佐藤純医師
「1か月に10日以上頭痛薬を飲むと頭痛薬自体で頭痛が出るようになってくるのが問題になっている。できれば1週間に2日以内におさめていただくといいかと思います」
【スタジオ】
(緒方太郎キャスター)
天気が悪い日の朝に「だるい…」と感じることはありませんか?佐藤医師はそういう場合の対処について、頭痛薬、漢方薬の五苓散などを服用するのが一つ。
薬を頻繁に飲んでしまっている場合は、耳をあたためる、おでこや首回りを冷やすと効果があるということです。