熊本市電レールの高さずれ77か所を確認 補正予算案5100万円を提出へ

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熊本 2025.05.30 12:22

熊本市交通局は市電のレールの高さに左右のずれが生じている所が新たに77か所あったと明らかにしました。

熊本市交通局によりますとことし2月に導入した機器を使いレールの高さを調査したところ左右の高さのずれが新たに77か所、見つかりました。

レールの高さに国の基準はありませんが、交通局は左右の高さの差を1cm以内と規定しています。

見つかったずれは1.1~1.9cmで安全性に問題はないということです。






交通局は、軌道を整備するために来月10日に開会する市議会に約5100万円の補正予算案を提出します。

また、ことし3月に起きた市電の追突事故で車両の速度超過が確認されたことをうけて市電24編成に速度計を設置する費用として4700万円あまりも提案されます。