ユネスコ無形文化遺産「八代妙見祭」江戸時代の笠鉾組み立て神幸行列へ

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熊本 2025.11.18 19:05

八代市の秋の風物詩八代妙見祭。23日の神幸行列を前に、地元では着々と準備が進められています。



約400年の歴史があり、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている「八代妙見祭」。祭りのクライマックスは11月23日に行われる神幸行列です。亀蛇などとともに目を引くのが豪華な飾りつけがされた9つの笠鉾です。



笠鉾は江戸時代中期から後期にかけて造られたとされ、普段は変形や損傷を防ぐために解体された状態で保管されています。毎年神幸行列の1週間前にそれぞれの町内で組立作業が行われ、200個以上の部材を一つひとつ組み上げ、完成させました。八代妙見祭の神幸行列は11月23日の早朝、塩屋八幡宮をスタートし八代神社までの約6キロを練り歩きます。