各地でことしの最高気温更新 医師に聞く「熱中症」気を付けることは?
30日は午前中から気温が上がり、広い範囲でことし一番の暑さとなりました。まだまだ暑さに慣れていないこの時期、気を付けるポイントを医師に聞きました。
■緒方太郎キャスター
「午後1時前の人吉市。日光と道路からの照り返しで歩いてるだけでクラクラします」
6月30日、県内では人吉市で35.7℃、あさぎり町で35.4℃など5つの地点で猛暑日となりました。
■横浜から帰省中
「日傘は必需品。梅雨明けが早いから暑い時期が長いかな」
カヌーの練習をしている高校生も。
■カヌー部の高校生
「(水が)めっちゃぬるい。冷たくない全然」
熊本市内でも最高気温が平年を6℃近く上回る34.9℃と猛暑日に迫る暑さに。県内18の観測地点のうち14か所でことし一番の暑さとなりました。
■通行人
「(夏が)怖い。昼間は出歩けない」
こちらは8月に控える結婚式の動画撮影にきたという夫婦。
■結婚式を控える夫婦
「(当初は)梅雨だから雨降るんだろうなという感じだったけど、とんでもないくらい(梅雨明けが)早かった」
暑さで体調を崩したり熱中症の患者が増えるこれからの時期。医師は熱中症となる3つの要因をあげています。
■くまもと内科クリニック・山本竜太院長
「体の要因、急に暑くなったということで、身体が慣れてないということ、環境的要因、高温多湿の要因、あとは屋外作業などの行動的要因、この3つが複雑に絡み合って熱中症が発症する」
史上最も早い梅雨明けを迎え、まだ暑さに慣れていないこの時期、注意するポイントは?
■くまもと内科クリニック・山本竜太院長
「(熱中症は)予防可能な病気ですので、熱中症警戒アラートなどの暑さに対する情報をいち早くキャッチして、暑さを避ける。疲れやすい状況を避けて、十分な睡眠をとる。最も大事なのは水分をよく摂ること」