熊本大に半導体分野の研究・教育施設が完成 国内の大学最大のクリーンルームも
半導体分野の研究と人材育成を目的とした熊本大学の新しい施設が完成し、27日に関係者に公開されました。
新しい施設は6階建てで、研究棟と教育棟に分かれています。
研究棟には国内の大学では最大のクリーンルームが備えられるほか、企業に貸し出されるレンタル実験室10室が設けられ、企業や他の大学との共同研究ができます。
教育棟には講義室や学生らの研究室があり、研究室にはあえて仕切りを設けず、研究室同士が交流しやすい環境です。
■熊本大学 小川 久雄学長
「研究と教育の両面から良い相乗効果を生み出し、産業の活性化及び社会課題の解決に取り組んでいきたいと思っております」
この施設は今秋にオープンする予定です。