監督・脚本・主演は女子大学生「レイニーブルー」柳明日菜さんが熊本市長表敬
熊本出身の大学生が監督を務めた映画が公開へ。熊本市長を表敬し作品に込めた想いを語りました。
熊本市役所を訪れたのは、玉東町出身の大学生で映画監督の柳明日菜さん(21)です。県内を舞台に撮影した初監督作品『レイニーブルー』について報告しました。柳さんは、4年前の「熊本復興映画祭」をきっかけに映画監督を志し、高校時代に製作した『レイニーブルー』では脚本と主演も手掛けています。
映画同好会の唯一の部員である女子高校生の不安定な日常を描いた青春群像劇で、柳さんが高校に通えなかった時期の葛藤や実体験が投影されたこの作品。熊本出身の俳優・高良健吾さんや中島瑠菜さんが出演しています。
■熊本市・大西一史市長
「(自分も)高校時代ってものすごく揺れ動いていたので。周りの環境も変化していたし。そういうものが何かこうすごく感じられるんじゃないかなと思って。とっても期待している」
■柳明日菜監督
「一緒にこの映画を見て心を震わすくらいの、それくらいでいいので、楽しい気持ちで見ていただけたらいいなと思っています」
映画『レイニーブルー』は7月4日から熊本市のDenkikanで先行上映され、高校生は500円、大学生・専門学校生は1000円で観ることができます。