被害総額2億円超「63台廃車」浸水被害のタクシー協会が熊本市に支援求める

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熊本 2025.09.11 20:04

記録的大雨で建物や農業以外に被害が大きかったのが車の浸水です。熊本市タクシー協会が、経済的な損失が大きいとして熊本市に支援を求めました。


11日、熊本市役所を訪れた熊本市タクシー協会の幹部。大西一史市長に車両の購入や修繕に向けた経済的な支援などを求める要望書を提出しました。熊本市タクシー協会では、8月の大雨で加盟事業者の約半数にあたる26社が浸水被害を受けました。

浸水した87台のうち63台が廃車になるなど、被害総額は約2億1500万円に上るということです。現在、車両を貸し借りして営業している事業者もあるほか、4つの個人タクシーが営業を停止しています。


■熊本市タクシー協会・小山剛司会長
「ひょっとしたら廃業を考えざるを得ないという言葉も 聞くことがありました。我々の仕事としては車両が必要ですので、そこの部分をしっかり支援していただかないといけない」

大西市長は「できるだけの支援をさせていただきたい」と話しました。