原水駅周辺に3300人規模のまちづくり 県の環境影響評価審査会委員が現地視察
熊本県菊池郡菊陽町が計画するJR豊肥線原水駅一帯の土地区画整理事業で環境影響評価審査会の委員が10月27日、現地視察をしました。視察したのは、専門家などで構成される県の環境影響評価審査会の委員7人です。
大規模な土地区画整理事業が計画されているのは、JR豊肥線の原水駅と、2029年春以降に開業予定の新しい駅付近の沿線北側約63ヘクタールです。計画地の約6割は現在農作地で、マンションやホテル、大学・研究機関などが集い約3300人規模のコンパクトなまちづくりが計画されています。
■委員
「すごい盛り土なんですよ。(工事中)集中的に雨が降ったときの濁水対策がちょっと心配」などの声がありました。
熊本県は、来年2月下旬までに環境影響評価を踏まえた知事意見書を、菊陽町に提出する予定です。