【記録的大雨】熱中症警戒アラート発表の中、安否不明者の捜索活動が続く
記録的な豪雨で県内では、14日午前11時までに3人の死亡が確認され、現在も2人の安否が分かっていません。
県内に熱中症警戒アラートが発表される中、捜索活動が続いています。
熊本市の中央を北から南に流れる井芹川では、13日に引き続き、14日朝から、安否不明となっている男性の捜索が行われていますが、猛暑の中での活動です。
3日前の11日、2台の車が、増水した川の水に巻き込まれました。
このうちの1台の運転者が、「もう1台、別の車に知人男性が乗っていて連なって走行していた」と話したことから、井芹川で、もう1台の捜索が続いていました。
その車は下流で、おととい見つかり、きのう引き上げられましたが、運転者の男性が見つかっていません。
甲佐町でも60代の女性1人が安否不明となっていて、消防団や警察が女性の捜索にあたっています。
女性は11日の午前5時ごろ御船町の職場に車で向かったまま、連絡が取れなくなっているということです。
14日は、車の発見場所から約17キロの区間まで、範囲を広げて捜索する方針です。