田中希実も赤﨑暁も箱根ランナーも!トップランナーが火の国・熊本で激走

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熊本 2024.04.16 21:19

続いては陸上の話題ですね。国内のトップランナーが火の国・熊本に集結!
大津町出身でパリオリンピックマラソン代表の赤﨑暁選手も元気な姿を見せてくれました。


夏日一歩手前まで気温が上がったこの日の熊本市。
13日、東区の「えがお健康スタジアム」で開催された陸上のグランプリシリーズ開幕戦「第32回金栗記念選抜陸上中長距離大会」。国内のトップランナーが暑さに負けない白熱の戦いを繰り広げました。

注目を集めたのは女子1500メートル。
日本記録保持者の田中希実と岡山・津山高校のドルーリー朱瑛里が同じ組で走りました。
憧れの田中についていきたいドルーリーでしたが徐々に離されます。


■ドルーリー朱瑛里
「憧れの選手ですが意識し過ぎた部分があったのでそういった部分が裏目に出て自分の走りに集中できなかった」

レースは田中が大会新記録の4分7秒98で日本人最高の2位。
ドル―リーは4分25秒45で全体13位となりトラックレースでの初対決は中長距離のエース田中に軍配が上がりました。


Q.きょう熊本は暑かった。熊本のファンにどんな景色を見せられた?
■田中希実選手
「持ち味は暑さに強いこと。きょうは私にとってよい気候。風も例年より穏やかだった。その中で私が出せる全力のレースを見ていただけた」

そして男子5000メートルに登場したのは男子マラソン代表で大津町出身の赤﨑暁。
1万メートル日本記録保持者の塩尻和也と今年の箱根駅伝で1区区間賞の駒澤大学、篠原倖太朗としのぎを削りました。
外国人選手が引っ張る高速レースでも落ち着いた走りでペースを守り続け日本人3番手でゴールしました。



■赤﨑暁選手
「ある程度スピードが戻ってきた手応えがあった。これからもう一段階スピードを上げたい。大きい声援をもらえたので嬉しかった。しっかりと自分の目標を見失わずに しっかりと練習を積んでいく」

オリンピックまで約4か月。手ごたえを感じた熊本での大会となりました。


こちらは熊本中央高校出身で福岡大学1年の山形愛羽選手。島根県で行われた世界リレーの代表選考を兼ねた大会に出場しました。

迎えた決勝。日本のトップ選手が顔をそろえる中、11秒64をマークし3位。

成長著しい短距離界のホープは、3位という成績にも悔しさをのぞかせました。

■山形愛羽選手
「予選が11秒46で走れて決勝では絶対優勝したい気持ちで走った。目標の3位以内に入れたのは嬉しかったんですけどやっぱり1位でゴールしたかった」