使用済み食用油をリサイクル 熊本県のJA組織がプロジェクト始動
JA女性部が家庭で使い終わった食用油をバイオディーゼル燃料としてリサイクルするプロジェクトを始めました。
■JA県女性組織協議会・喜多川容紫子会長
「地域の未来と次世代のためにこの取り組みを責任を持って推進していきます」
農作物の高温障害といった温暖化の影響が農業へも出ていることから、JAの県女性組織協議会では環境負荷の低減などを目的にプロジェクトを始めます。県内のJAの支所や店舗などに家庭で使い終わった食用油の回収スポットを設置し、JAの組合員や地域住民に回収を呼びかけます。
回収された食用油は熊本市西区にあるバイオエネルギー九州の工場に持ち込まれ、環境負荷の少ないバイオディーゼル燃料に再生されます。