【記録的大雨】復旧支援を県知事と熊本市長が首相に要望 首相「曽祖父出身地で他人事とは思えない」

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熊本 2025.08.28 20:36

8月10日から11日にかけての記録的な大雨を受けて、木村敬知事が、28日に石破茂首相と面会しました。被災者の生活再建やインフラなどの復旧整備に向けた支援を求めました。

官邸を訪れた木村知事と熊本市の大西一史市長は、石破首相と15分間にわたって面会しました。
この中で木村知事は、現在の被災者の支援制度は、今回のような局地的で突発的な災害には十分に対応出来ていないとして、新たな支援制度の構築を求めました。

また、中小企業などの被害についても激甚災害に早期に指定することを求めたほか、運行への影響が続く肥薩おれんじ鉄道や路線バス、タクシーなどへの財政支援措置も要望しました。


石破首相は、「玉名は私の曽祖父の出身地でして、そういう意味でも他人事とは思えない。そういう思いでこの災害を見ております。政府一丸となって、一人ひとりの人たちの気持ちに寄り添いながら対応いたして参りますので、よろしくお願いします。」と述べました。