今年の路線価を発表 標準宅地の平均変動率は8年連続の上昇
相続税などの算定の基準となることしの土地の価格「路線価」が発表されました。標準宅地の平均変動率は8年連続の上昇です。
熊本国税局によりますと、県内で路線価が最も高かったのは、熊本市中央区手取本町の下通りアーケードです。
1平方メートルあたり210万円で、前年より1.9パーセントの上昇です。
県内の最高路線価が下通りアーケード内になるのは66年連続です。
上昇率が最も高かったのは菊陽町光の森3丁目の県道住吉熊本線で前年から22.6パーセント上昇し19万円でした。上昇率としては全国8位です。
土地の価格の算定を行った不動産鑑定士は「菊陽町ではTSMC第2工場の進出決定で物流・倉庫用地やホテル用地など超過需要が発生しており、割安感等から高い地価の上昇が継続している」と話しています。