今年の路線価を発表 標準宅地の平均変動率は8年連続の上昇

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熊本 2025.07.02 16:12

相続税などの算定の基準となることしの土地の価格「路線価」が発表されました。標準宅地の平均変動率は8年連続の上昇です。

熊本国税局によりますと、県内で路線価が最も高かったのは、熊本市中央区手取本町の下通りアーケードです。

1平方メートルあたり210万円で、前年より1.9パーセントの上昇です。

県内の最高路線価が下通りアーケード内になるのは66年連続です。

上昇率が最も高かったのは菊陽町光の森3丁目の県道住吉熊本線で前年から22.6パーセント上昇し19万円でした。上昇率としては全国8位です。

土地の価格の算定を行った不動産鑑定士は「菊陽町ではTSMC第2工場の進出決定で物流・倉庫用地やホテル用地など超過需要が発生しており、割安感等から高い地価の上昇が継続している」と話しています。