【高校野球】有明が熊本工業破り初の決勝進出 24日に東海大星翔と決勝へ

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熊本 2025.07.22 18:39

夏の高校野球熊本大会は22日、ベスト4が激突しました。連覇を狙う熊本工業も登場。投手の力投が光りました。




【第1試合】東海大星翔×専大熊本

両チームノーヒットのまま迎えた4回、東海大星翔はランナーを2塁に置いて3番平仲。
センターへのタイムリーで1点を先制します。その後も2本の長打など、4者連続ヒットでこの回3点をとり試合の主導権を握ります。

東海大星翔は守る7回、この日3安打のレフト大賀がダイビングキャッチ!さらにライト平仲も見事ダイビングキャッチ!守備でもチームを盛り上げます。

東海大星翔は投手2人の打たせて取るピッチングで相手打線を無得点に抑え勝利。24日の決勝に駒を進めました。

試合結果:東海大星翔 5-0 専大熊本


【第2試合】熊本工業×有明

序盤は投手戦となります。熊工の先発・エース山本は1回、ピンチを迎えますが最後は自己最速・141キロのストレート!3者連続三振でピンチを切り抜けます。

■熊本工業・山本凌雅選手
「流れを持ってこられるように一生懸命に投げようという思いで投げた」

有明の先発・2年生エースの斉藤遼汰郎も負けていません。2回、ヒットは打たれたものの、3奪三振で相手を寄せつけません。

試合が動いたのは4回。有明はフォアボールなどで2アウト満塁のチャンスを作り、打席には9番西山。

■有明・西山亨太郎選手
「斉藤を楽にさせたいんで、それだけで、自分が打ってやろうと思って打席に立ちました」

ライトへのタイムリーヒットで2点を先制します。

試合は有明の5点リードで9回を迎えます。熊工は2アウトから5番井藤がレフトへのヒット。さらに6番東がフォアボール。2年生2人がつなぎ、2アウト1・2塁のチャンスを作ります。ここで打席には3年生の杉本。しかし最後は有明のエース斉藤が三振を奪い試合終了。有明は初の決勝進出。熊工は連覇とはなりませんでした。

■熊本工業・山本凌雅選手
「甲子園にもう一回行くというところで新チームが始まったんですけど、すごく悔しい気持ちです」

試合結果:熊本工業 0-5 有明


決勝は東海大星翔と有明の組み合わせとなりました。両エースは中1日で24日の決勝戦に臨む。疲労などがどう影響するのかが注目されます。