今年九州女子サッカー リーグ2部に昇格した!水俣ユニオン

番組内容詳細
熊本県リーグを全勝で優勝し、
九州女子サッカーリーグ2部への昇格を決めました。
この春には、新加入選手を迎え、
新たなステージでの挑戦が始まります。
水俣を拠点に新たに誕生した女子サッカーチーム。
その活動を支えているのはサッカー関係者だけではありません。
こちらは、水俣市にある電気設備や空調工事を行う会社。
事務所をのぞいてみると
水俣ユニオン、背番号17、本村海里(もとむらかいり)選手の姿が。
スタッフ「今、何をされているところですか?」
本村選手「頼まれたインデックスを作ってます。普段は事務をしています。」
興南電気株式会社 代表取締役 平松大祐さん
「(水俣に)サッカーのチームができるということで、チームの方からご紹介を受けてうちに入社していただきました。」
水俣ユニオンでは、
県外出身の選手も全員水俣市に住民票を移し
仕事をしながらサッカーを続けています。
その思いに賛同した地元企業10社が選手を雇用し、
チームの活動を応援しているんです。
(興南電気株式会社 代表取締役 平松大祐さん)
「水俣をどんどん盛り上げていって欲しいなっていうふうに思いますし、プロチーム目指してやられているということで非常に期待を持ってみんなで見守っているという状況です。」
本村選手
(電話が鳴る)「はい。興南電気でございます。」
本村選手は、毎日午前8時から午後3時までこちらの会社で勤務し、
その後は、日が暮れるまでサッカーで汗を流すという毎日を送っています。
本村選手「サッカーで時短勤務になるんですけど、それでも協力してくれて(仕事が終わる)時間になったら「時間だよ」とか教えてくれたりして、優しい皆さんです。」
地元企業をはじめとした、応援の声を背に、来月からは、九州女子サッカーリーグ2部での戦いが始まります。
開幕直前の今は、新加入した選手たちとの連携プレーの確認に力を入れています。
【水俣ユニオン 主将 山本香月選手】
「高卒の子(選手)もいれば、他のチームでやっていた(在籍していた)子(選手)たちもいて、やっぱ元いたチームとプレースタイルが違ったり、だから合わせるのは大変ていうか。」
それでも、日に日にチームのレベルが上がっているのを実感しているんだそうです。
【水俣ユニオン 主将 山本香月選手】
「去年よりは、だいぶんていうか結構いいチームになっているのかなとは思います。県リーグとはまた違った強さなので、圧倒的強さで勝ちたいとは思いますけど全勝が目標で頑張りたいと思います。」