20代女性に性的暴行を加えた疑いで65歳の男が逮捕された事件。男は女性に対し「子宮に悪いエネルギーがたまっている」などと言って犯行に及んだとみられています。
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準強制性交の疑いで逮捕された大野勝彦容疑者(65)は、神生一人(しんしょうかずひと)と名乗り、お払いなど神事をおこなっていたといいます。去年、都内のホテルで20代女性に性的暴行を加えた疑いがもたれています。
警視庁によると、20代の女性が大野容疑者と初めて会ったのは去年11月のホテルのレストランでした。女性の知人男性が「神生先生(大野容疑者)にお払いをしてもらったら人生が好転した」と紹介したといいます。
大野容疑者は女性に対し「子宮に悪いエネルギーがたまっている」「プラスのエネルギーを入れないとダメだ」「それは神とつながっている俺しかできない」「俺と修行をし先に苦痛を味わえば外では幸せしかない」などと言って犯行に及んだとみられています。
調べに対し「強制したわけではない」と容疑を否認しているという大野容疑者。ほかにも同様の被害を受けたという女性がいて、警視庁が詳しく調べています。