8月に行われた新体操世界選手権の団体総合で初の金メダルを獲得したフェアリージャパン。そのメンバーの1人が熊本市出身の稲木李菜子選手です。中学まで練習していた地元のクラブを訪れた稲木選手に独占インタビューしました。
8月31日、みどり新体操クラブの皆さんに出迎えられた新体操日本代表フェアリージャパン団体メンバーの稲木李菜子選手。稲木選手は国士舘大学4年の22歳です。
お姉さんの影響で、幼稚園のころから新体操を始めました。めきめきと実力を伸ばし、中学1年生で国際大会に出場。中学3年生の冬にフェアリージャパンの仲間入りを果たしました。
この日はクラブの後輩たちが手作りの会でお祝い。その後は稲木選手が後輩に演技の指導をしました。
■みどり新体操クラブ・松田咲希さん(高1)
「ローテーション(回転)の時にどう軸を取った方がいいのかとか(を聞いた)。とてもうれしかったし、自分も李菜子選手みたいになりたいなって思いました」
そして、飯田嘉太アナが稲木選手にお話を伺うことができました。
■飯田嘉太アナ
Qおめでとうございますこれが金メダルですね!
■稲木李菜子選手
「最初みんな『え?嘘?』みたいな感じで、みんなそういう感じだったんですけど、表彰式の前とかはみんなで『やった!』て言って喜び合っていました」
■飯田嘉太アナ
Qお世話になったクラブに帰ってきてどんな思いですか?
■稲木李菜子選手
「6歳の時からずっとお世話になってるチームなので、こんなにお祝いしてくれるって思ってなかったのですごくうれしかったですし、明るく前向きに頑張っているところをすごく見ることができてすごくうれしいです」
■飯田嘉太アナ
Q熊本の雰囲気はいかがですか?
■稲木李菜子選手
「実家に帰ったらすごく星がきれいなんですよ。結構自然とかも好きなので、たまに帰ってくる熊本はすごくうれしいです」
そんな稲木選手、今一番食べたいものは…。
■稲木李菜子選手
「母の手料理なんですけど、玉子焼きがすごく好き。甘めのやつ」
そして次に向けて伺うとつい本音が…
■稲木李菜子選手
「今はもうちょっとこの金メダルを味わいたいなというか、チームを引っ張る立場に今年から初めてなったというか、この1年の中でも結構苦労した部分ではあるんですけど、そういうところが今後もさらにチーム作りだったりとか、そういう面でもやっぱり役立ってくるのかなとは思っています。このような結果を残すことができたのも、日頃よりたくさんの方々がサポートだったり、ご支援していただいているおかげだと思っています。この結果をさらに今後につなげていけるように、今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします」
「金メダルを狙いたいです」という中学時代の目標をかなえた稲木選手。今後の更なる活躍に期待です。