サッカー日本代表としても活躍する選手2人が、地元・熊本の子どもたちとサッカーを楽しむイベントを開催しました。1人はサプライズで登場し、会場を盛り上げました。
子どもたちの憧れのまなざしの先には…サッカー日本代表で熊本市出身の谷口彰悟選手、そして同じく日本代表の田中碧選手です。
谷口選手は大津高校3年の時にキャプテンとしてインターハイ全国ベスト4。2022年には31歳139日でW杯に初出場し、日本代表初出場の最年長記録を更新しました。
現在はベルギー1部リーグのシント・トロイデンでのシーズンを終え、束の間のオフ期間ですが、地元・熊本に住む子どもたちにサッカーを楽しんでほしいと、去年に続いてサッカー教室を開催したのです。
日本代表のミットフィルダー田中選手がゴールを守り、ディフェンダー谷口選手がシュートを放つなど、めったに見られないレアなシーンも!そして、2人のサイン入りのサッカーボールやスパイクを子どもたちにプレゼント。
■小学2年生
「やさしいし、かっこいい。サッカー選手になりたいです。谷口選手みたいに相手のボール をとれるようになりたい」
■小学1年生
Q田中碧選手はどうでした?
「すごかった」
そしてサッカー教室の後にはKKTのインタビューにも応じてくれました。
■ 谷口彰悟選手
「僕は熊本で育って、沢山の方のお陰で今があるので、そういう小さい時から携わってきてくれた方々に対しても、熊本県のサッカーに対しても恩返ししたい思いがあったので企画させていただいた。田中選手も地域貢献活動にすごく興味のある選手で、前から『もしチャンスがあったら熊本に来てよ」と話をしていて、今回実現した。スペシャルゲストとして贅沢なゲストだった。すごく感謝している」
サッカーベントの前日には、谷口選手のドキュメンタリー映像の上映も。去年11月にアキレス腱を断裂し、大けがから復帰までを振り返る映像の上映とトークイベントには、小中高生と保護者の100人が招待されました。
■谷口彰悟選手
「どれだけ強く目標や夢を思い続けられるか。それをぶらさずにやれるかはものすごく大事。僕は大津高校の同級生に『俺はW杯行くよ』「絶対代表 選ばれるよ』と言いながらずっとやっていた」
夢を言葉にすることの大切さや、2022年のW杯スペイン戦で初の代表入りを果たした時のことを語りました。
■谷口彰悟選手
「(代表戦のメンバー発表は)全然違いましたね。ミーティングでボードにメンバーが貼ってあって、見たときに名前が貼ってあって、イスから立てないくらい体が重く感じて、イスにめり込むくらい重く感じたのは今でも覚えている。これがW杯の重圧なんだなと」
そして子どもたちには。
■谷口彰悟選手
「僕も大きな目標を目指して頑張りたいなと思っているので、ぜひこれからも応援して欲しい」
■参加者
「生で日本代表でW杯に出ている選手の声を聞けてうれしかった し、自分も谷口選手にたどりつけて越せるようになりたい」
■参加者
「(高校3年生で)これから大きな決断をする前に、谷口選手 の話を聞けてよかった」
谷口彰悟選手のイベントは熊本のサッカー選手たちにとって忘れられない1日になったようです。
■谷口彰悟選手
「熊本の皆さん、いつも応援ありがとうございます。僕自身、W杯出場という大きな目標に向かってこの1年頑張っていきたいと思うので、ぜひ引き続き応援よろしくお願いします。また遊びに来ます」