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熊本空港南側に新駅 ターミナルへは空中または地下道などで接続 県がアクセス鉄道の計画説明

熊本 2025.06.18 20:25

熊本空港へのアクセス鉄道をめぐり、熊本県は18日の県議会特別委員会で、空港南側に新しい駅を設置する計画を説明しました。

それによりますと、JR肥後大津駅と熊本空港を結ぶ空港アクセス鉄道の全長6.8キロの区間のうち、肥後大津駅から国道57号や白川などを高架橋で超え、高遊原台地にはトンネルを整備する方針です。


また、空港側に設ける駅は空港南側の隣接地に整備する計画です。駅から空港ターミナルまでの最短120メートルの区間は、空中または地下道などでの接続を検討します。

熊本県は、空港の敷地の地下に駅を建設する場合、事業費が150億円ほど増えると試算。敷地外に駅を設けて予算を押さえつつ、通勤利用者などにも対応したいとしています。委員からは、「駅と空港の間に『動く歩道』を整備するなど利便性を担保してほしい」などの意見が出されました。

空港アクセス鉄道は2034年度中の完成を目指しています。

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