「こうのとりのゆりかご」いわゆる「赤ちゃんポスト」を運営する熊本市の慈恵病院は、8日からSNSによる相談窓口を開設しました。
親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」。子どもの命を救いたいと、慈恵病院が2007年5月10日に開設しました。開設から18年となるのを前に、慈恵病院は8日に会見を開き、望まない妊娠に悩む人を対象に「SOS妊娠相談」の窓口で、新たにSNSによる相談の受け付けを8日から始めたことを発表しました。
慈恵病院のホームページから登録するとネット環境があればパソコンやスマートフォンから利用でき、24時間相談を受け付けます。
■慈恵病院 新生児相談室・蓮田真琴室長
「相談することにはすごく勇気がいる相談する手段がないことも問題だと思いました。いま困っていてどこにも相談できない人から連絡が来て(母と子)2人の命が助かればいいなと思っています」