学習塾などを全国で展開するトライグループが誤った水俣病の学習教材を配信していた問題で25日夜、水俣市でトライグループの幹部と水俣病を正しく知ってもらおうと設立された「水俣・差別偏見を考える会」のメンバーが面会しました。
■トライグループ・楠瀬大吾執行役員
「当社として今回の件でできることはなんなのかということは経営の責任として考える必要がある」
■団体側
「今、腹をくくる時ではないかと思います」
■トライグループ・楠瀬大吾執行役員
「いただいたご意見は真摯に考えていきたい」
話し合いは一部非公開で行われましたが、出席者によりますと会からの要望としてトライグループの社長が水俣を訪問して関係者に事情を説明すること、会見を開いて再発防止策などを説明するよう求めたということです。