当時の勤務先から860万円あまりをだましとったか 詐欺の疑いで元経理の女逮捕
無断で会社の印鑑を使って偽の払戻請求書を作成し、勤務先から860万円あまりをだまし取ったとして女が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、宇土市松山町の無職・石橋明美容疑者57歳です。
警察によりますと、石橋容疑者は2022年勤務していた八代市の会社で、払戻請求書を10回にわたって不正に作成し会社名義の銀行口座から現金約865万円をだまし取った疑いがもたれています。
偽の払戻請求書の作成には、会社の印鑑が無断で使われていたということです。
石橋容疑者は当時、経理を担当する部署で働いていましたが、現在は退職しています。調べに対し石橋容疑者は「収入に見合わない買い物をして、 その支払いのためだった」と容疑を認めているということです。
警察は、業務上横領の疑いも視野に捜査を進めています。