【迫力】高校生の前でスタントマンが事故再現 来年4月から自転車の「青切符」制度スタート 

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熊本 2025.11.12 20:03

来年4月から自転車の交通違反に対して、反則金を納めるよう通告するいわゆる「青切符」制度が始まります。制度の導入を前に、自転車に乗る高校生への交通安全教室が開かれました。

安全教室には、必由館高校の全校生徒 約1000人が参加しました。生徒らは来年4月に導入される「青切符」制度についての説明を受けた後、スタントマンによる実際に起きた事故の再現を見学しました。

■高校生
「加害者側だった場合、責任が取れないと感じた。」
「実際に見てみてとても怖かった。より気を付けようと思った。」

県内では、2025年9月末までに自転車に関わる事故が316件起きていて自転車に乗っていた3人が死亡しています。また、通学などで自転車を使う頻度が多い15歳から17歳が最も事故に巻き込まれているということです。

■熊本中央警察署 河田一起 交通第一課長
「自転車は車両の仲間です。自転車に必要な交通ルールもありますので、しっかり守っていただいて安全に利用していただきたい。」

【スタジオ】
来年4月から始まる自転車の主な違反と反則金の案です。いずれも16歳以上が対象で、最も重いのは、
▽携帯電話のながら運転で1万2000円
▽遮断機がおりている踏切に立ち入る行為に7000円
▽信号無視や逆走などは6000円
▽傘差し運転やイヤホンを付けて周りの音が聞こえない状態の運転、一時不停止は5000円などとなっています。