九州女子サッカーリーグチャレンジ大会・水俣ユニオン2部昇格をかけた挑戦

番組内容詳細
去年4月、水俣市を拠点として誕生した女子サッカーチーム
「水俣ユニオンフットボールクラブウイメン」。
熊本県リーグを全勝で優勝し、九州リーグへの昇格をかけた戦いに臨みました。
会場は、佐賀県にあるブラックモンブランフットボールセンター。
気温は、5度。厳しい寒さの中でしたが、水俣から多くの応援団も駆けつけました。
まずは、準決勝。対戦相手はピンクのユニホーム、ミゴカリッサ鹿児島。
前半18分。相手のファウルで手にしたフリーキック。キッカーは4番渡辺。
キーパーがはじいたボールに3番島村が反応しますが、おしくもポストを直撃。
後半にも渡辺が直接フリーキックでゴールを狙いますが、今度はバー直撃で得点ならず。
結局、この試合は、スコアレスドロー。決着はPK戦へと持ち越されました。
お互い1人ずつ外して6人目。水俣のキーパー佐々木が、見事にコースを読んで好セーブ!
水俣の6人目、井上が冷静にゴールを決め、決勝に駒を進めました!
■水俣ユニオン GK12 佐々木妃那多選手
「(コースは)読んでいたのは読んでいたんですけど、PKの練習を普段からよくやっていて、それで練習の成果が出たって感じですね。」
九州女子サッカーリーグへの昇格をかけた決勝戦。
相手は、黄色のユニホーム、宮崎県代表のヴィアマテラス宮崎学園FC。
まずは、前半11分。水俣11番の原がボールを前線へ、
抜け出したのは10番、キャプテン山本!
飛び出したキーパーの動きをしっかり見てゴール右隅に流し込み先制!
さらに前半20分。左からのクロスに飛び込んだのは9番松尾!
2点目を奪い、リードを広げます。
しかし、後半13分には、ゴール前のこぼれ球を押し込まれて1点差に...。
その後も再三のピンチをチームが一丸となって防ぎきり、そのまま試合終了!
水俣ユニオン、みごとに昇格を決めました。
■水俣ユニオンキャプテン MF10 山本香月選手
(応援団に向けて)
「ここまでたくさんの応援ありがとうございます。無事昇格することができました。これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします。」
■水俣ユニオンキャプテン MF10 山本香月選手
「うれしいの一言です。結構(決勝戦の)後半は、ずっと攻められてしんどかったんですけど、守り抜くことができて1点で抑えられたことはよかったなと思います。」
■水俣ユニオン 2点目を決めたMF9 松尾架水梨選手
「クロス上がると信じて走り込んで気持ちで押し込んだ感じです。本当に今年1年つらいことの方が多かったけど頑張ってきてよかったなって思います。」
■水俣ユニオン 熊田喜則 監督
「もっと強化して、(九州女子サッカーリーグ)2部をしっかり駆け抜けるぐらいの力を付けて全勝で上まで上がっていく、そこが一つの目標。」
水俣ユニオンの挑戦はまだまだ続きます。